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【初心者向け】健康食品の選び方ガイド|失敗しない5つのチェックポイント

【初心者向け】健康食品の選び方ガイド|失敗しない5つのチェックポイント

ドラッグストアやインターネットには、数え切れないほどの健康食品が並んでいます。
「体に良さそうだから」「テレビで紹介されていたから」という理由でなんとなく購入したものの、効果を実感できなかったり、本当に安全なのか不安になったりした経験はないでしょうか。
健康食品は医薬品と違って効果効能が保証されているわけではなく、製品によって品質にも大きな差があります。

この記事では、健康食品の基礎知識から、失敗しないための選び方のポイント、利用時の注意点までをわかりやすく解説します。
初めて健康食品を購入する方も、すでに利用しているけれど選び方に自信がない方も、ぜひ参考にしてください。

健康食品とは?サプリメントとの違いを初心者向けに解説

健康食品という言葉は日常的に使われていますが、その定義や範囲については意外と知られていません。
まずは健康食品とは何か、サプリメントや医薬品との違いについて、基本的な知識を整理しておきましょう。

健康食品に法律上の定義はない

実は「健康食品」という言葉には、法律上の明確な定義がありません。
一般的には、健康の維持・増進に役立つことをうたって販売される食品全般を指す言葉として使われています。
厚生労働省では、健康食品を「健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般」と広く捉えています。[1]
つまり、健康に良いとされて販売されている食品であれば、形状や成分に関係なく健康食品と呼ぶことができるのです。
このように法律上の定義がないため、健康食品の品質や安全性は製品によって大きく異なります。
「健康食品」という名前がついているからといって、すべてが安全で効果があるわけではないことを理解しておくことが大切です。

サプリメントは健康食品の一種

サプリメントと健康食品の違いについて疑問に思う方も多いでしょう。
結論からいうと、サプリメントは健康食品の一種であり、両者は明確に区別されるものではありません。
サプリメントとは、特定の栄養素や成分を錠剤、カプセル、粉末などの形状に凝縮した製品を指すことが多いです。[2]
ビタミン剤や青汁、プロテインなどがサプリメントの代表例として挙げられます。
一方、健康食品はサプリメントよりも広い概念で、一般的な食品の形状をしたものも含まれます。
たとえば、健康を意識して作られた飲料やお菓子、調味料なども健康食品に含まれることがあります。
日本ではサプリメントも健康食品も、法律上はあくまで「食品」として扱われます。
そのため、医薬品のように「この病気に効く」「この症状を改善する」といった効果効能を表示することは、薬機法によって禁止されています。

医薬品との決定的な違い

健康食品と医薬品は、どちらも健康に関わる製品ですが、法律上の位置づけはまったく異なります。
最も大きな違いは、医薬品には病気の治療や予防の効果が認められているのに対し、健康食品にはそのような効果が認められていないという点です。
医薬品は、国による厳格な審査を経て、安全性と有効性が確認された製品だけが販売を許可されています。
製造方法や品質管理についても厳しい基準が設けられており、効果効能を表示することが法律で認められています。
一方、健康食品は食品として販売されるため、医薬品ほど厳しい審査や規制はありません。
そのため、「〇〇に効く」「△△が治る」といった表現は使用できず、あくまで健康の維持・増進をサポートするものという位置づけになります。
この違いを理解せずに健康食品を利用すると、「飲んでいるのに病気が良くならない」といった誤解や、本来必要な医療を受ける機会を逃してしまうリスクがあります。
健康食品は薬の代わりにはならないということを、しっかり認識しておきましょう。

知っておきたい「保健機能食品」3つの種類

健康食品のなかには、国が定めた基準を満たし、一定の機能性を表示できるものがあります。
これらは「保健機能食品」と呼ばれ、特定保健用食品(トクホ)機能性表示食品栄養機能食品の3種類に分類されます。
それぞれの特徴を理解しておくと、健康食品選びの参考になります。

➀特定保健用食品(トクホ)|国が個別審査した食品

特定保健用食品、通称「トクホ」は、国による個別の審査を経て、特定の保健効果が認められた食品です。
パッケージに「消費者庁許可」のマークが表示されているのが目印で、「お腹の調子を整える」「血圧が高めの方に」といったような保健の用途を具体的に表示することが認められています。
トクホとして販売されるためには、有効性や安全性に関する科学的な根拠を国に提出し、消費者庁長官の許可を得る必要があります。
審査には数年かかることも珍しくなく、その分だけ信頼性の高い製品といえるでしょう。
ただし、トクホだからといって効果が保証されているわけではありません。
あくまで「特定の保健の用途に資する」という表現であり、医薬品のような治療効果があるわけではないことを理解しておきましょう。
また、トクホは一般的な健康食品と比べて価格が高い傾向にあります。
審査にかかるコストが製品価格に反映されているためですが、その分だけ品質管理が徹底されているともいえます。

➁機能性表示食品|届出制で種類が豊富

機能性表示食品は、2015年に始まった比較的新しい制度で、事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示できる食品です。
トクホのような国による個別審査はありませんが、販売前に消費者庁へ届出を行い、その内容が公開されるという仕組みになっています。
トクホと比べて審査のハードルが低いため、さまざまな企業が参入し、多様な製品が販売されています。
機能性表示食品の届出情報は、消費者庁のウェブサイトで公開されているため、気になる製品があれば、どのような科学的根拠に基づいて機能性が表示されているのかを確認することができます。
購入前にこれらの情報をチェックすることで、より納得感を持って製品を選ぶことができるでしょう。
ただし、機能性表示食品はあくまで届出制であり、国が効果を認めたわけではありません。
表示されている機能性は事業者の責任に基づくものであるため、製品選びの際はその点も考慮に入れておく必要があります。

機能性表示食品の例

例えば、年齢とともに気になりがちな「膝の違和感」にアプローチする機能性表示食品もあります。科学的根拠に基づいた成分がしっかり配合されているかを確認して選ぶのがポイントです。

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➂栄養機能食品|ビタミン・ミネラル補給向け

栄養機能食品は、ビタミンやミネラルなど特定の栄養成分の補給を目的とした食品です。
トクホや機能性表示食品と異なり、国への許可申請や届出は不要で、国が定めた基準を満たしていれば、製造者の判断で栄養機能を表示することができます。
対象となる栄養成分は、ビタミン13種類ミネラル6種類n-3系脂肪酸の合計20種類です。
たとえば「ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です」といった、国が定めた定型文を使って機能を表示することができます。
栄養機能食品は、食事だけでは不足しがちな栄養素を手軽に補いたいという方に向いています。
特に、忙しくて食事が不規則になりがちな方や、好き嫌いがあって特定の栄養素が不足しやすい方には、栄養補給の手段として役立つ場合があります。
ただし、栄養機能食品はあくまで栄養成分の補給を目的としたものであり、病気の予防や治療を目的としたものではありません。
また、基準を満たしていれば届出なしで表示できるため、製品の品質は製造者によって差があることも覚えておきましょう。

健康食品選びで失敗しない5つのチェックポイント

健康食品を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことで、失敗のリスクを減らすことができます。
ここでは、初心者の方でも実践しやすい5つのチェックポイントをご紹介します。

➀成分名と含有量が明記されているか確認する

健康食品を選ぶ際にまず確認したいのが、どのような成分がどれだけ含まれているかという情報です。
信頼できる製品であれば、パッケージや公式サイトに成分名と含有量が明確に記載されています。
「〇〇エキス配合」といった曖昧な表現だけで、具体的な含有量が書かれていない製品は注意が必要です。
含有量がわからなければ、本当に効果が期待できる量が入っているのか判断することができません。
また、成分表示を確認することで、自分にとって不要な成分やアレルギーの原因となる成分が含まれていないかをチェックすることもできます。
特に食物アレルギーをお持ちの方は、原材料表示を必ず確認するようにしましょう。
成分表示がわかりにくい場合や、気になる点がある場合は、メーカーの問い合わせ窓口に確認することをおすすめします。
きちんとした対応をしてくれる企業かどうかも、製品選びの判断材料になります。

➁製造元・問い合わせ先の記載を確認する

信頼できる健康食品には、必ず製造元や販売元の情報、問い合わせ先が明記されています。
会社名、所在地、電話番号やメールアドレスなどの連絡先が記載されていることを確認しましょう。
これらの情報が不明確だったり、連絡先が見つからなかったりする製品は、万が一トラブルが起きた際に対応してもらえない可能性があります。
また、そもそも責任の所在が不明瞭な製品は、品質管理が行き届いていない恐れもあります。
製造元が明確であれば、その企業がどのような実績を持っているか、品質管理についてどのような取り組みをしているかなども調べることができます。
公式サイトで製造工場の情報や品質管理体制について公開している企業は、製品の安全性に自信を持っている証拠ともいえるでしょう。
特にインターネット通販で購入する場合は、製造元の情報を確認することがより重要になります。
信頼できる販売者から購入することで、偽造品や品質に問題のある製品を避けることができます。

➂「天然」「自然」だけで安全と判断しない

健康食品の広告では「天然成分100%」「自然由来」といった表現がよく使われています。
こうした言葉を見ると、なんとなく安全そうだと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、天然や自然だからといって、必ずしも安全というわけではありません。
自然界には人体に有害な物質を含む植物も存在しますし、天然成分であってもアレルギー反応を引き起こす可能性はあります。
また、「天然」「自然」といった表現には法律上の明確な定義がないため、製品によって意味する内容が異なる場合もあります。
化学合成された成分と天然由来の成分を比較しても、安全性に関して一概にどちらが優れているとはいえません。
大切なのは、天然かどうかというイメージだけで判断するのではなく、具体的にどのような成分が含まれているのか、その安全性についてどのような情報が公開されているのかを確認することです。
言葉の響きに惑わされず、客観的な情報に基づいて製品を選ぶ姿勢が重要です。

➃体験談や口コミを鵜呑みにしない

健康食品を選ぶ際、インターネットの口コミや体験談を参考にする方は多いでしょう。
実際に使った人の感想は参考になる場合もありますが、そのまま鵜呑みにするのは危険です。
まず、体験談は個人の感想であり、すべての人に同じ効果があるとは限りません。
体質や生活習慣は人それぞれ異なるため、ある人に効果があったからといって、自分にも同様の効果が期待できるわけではありません。
また、インターネット上の口コミの中には、広告目的で書かれたものや、事実とは異なる内容が含まれていることもあります。
過度に良いことばかり書かれている口コミや、医薬品のような効果をうたっている体験談には注意が必要です。
口コミを参考にする場合は、複数の情報源をチェックし、極端な意見に偏らないようにすることが大切です。
最終的には口コミだけで判断するのではなく、成分や製造元の情報なども含めて総合的に検討するようにしましょう。

➄自分に本当に必要かを見極める

健康食品を購入する前に、本当に自分に必要かどうかを一度立ち止まって考えてみることも大切です。
「なんとなく体に良さそうだから」「流行っているから」という理由だけで購入すると、結局使わなくなってしまうこともあります。
まずは、自分がなぜ健康食品を取り入れたいのか、目的を明確にしましょう。
特定の栄養素を補いたいのか、食生活の乱れをカバーしたいのか、目的によって選ぶべき製品は異なります。
また、健康食品に頼る前に、まずは日々の食事や生活習慣を見直すことも重要です。
バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣が整っていなければ、健康食品だけで健康を維持することは難しいでしょう。
健康食品はあくまで食事の補助的な役割を担うものであり、食事の代わりになるものではありません。
本当に必要かどうかを見極め、自分に合った製品を選ぶことで、健康食品をより効果的に活用することができます。

選び方の例

「階段の昇り降りが気になる」「歩くときの膝の違和感を和らげたい」という明確な目的がある方には、膝関節の柔軟性や可動性をサポートする成分が含まれた機能性表示食品を活用するのも一つの賢い選択肢です。

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健康食品を利用する際の注意点

健康食品を安全に利用するためには、いくつかの注意点を守ることが大切です。
正しい使い方をしないと、期待した効果が得られないばかりか、健康を害してしまうこともあります。

摂取目安量を守り過剰摂取を避ける

健康食品を安全に利用するためには、いくつかの注意点を守ることが大切です。
正しい使い方をしないと、期待した効果が得られないばかりか、健康を害してしまうこともあります。
摂取目安量を守り過剰摂取を避ける
健康食品には、パッケージに1日の摂取目安量が記載されています。
「多く摂れば効果も高まる」と考えてしまいがちですが、過剰摂取は体に悪影響を及ぼす可能性があるため、必ず目安量を守るようにしましょう。
特にビタミンやミネラルのなかには、摂りすぎると体内に蓄積され、健康被害を引き起こすものがあります。
たとえば、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)は体外に排出されにくく、過剰摂取によって頭痛、吐き気、肝機能障害などの症状が現れることがあります。[3]
また、鉄分の過剰摂取は胃腸障害の原因になることがあり、亜鉛の摂りすぎは銅の吸収を阻害する可能性があります。[4][5]
「足りないよりは多い方がいい」という考えは、健康食品には当てはまりません。
製品に記載されている摂取目安量は、安全性と有効性を考慮して設定されています。
自己判断で量を増やすことなく、決められた量を守って利用することが大切です。

複数の製品を同時に摂らない

健康意識が高い方のなかには、複数の健康食品やサプリメントを同時に利用している方もいるかもしれません。
しかし、複数の製品を併用すると、同じ成分を重複して摂取してしまい、結果的に過剰摂取になってしまうリスクがあります。
たとえば、マルチビタミンのサプリメントを飲みながら、別のビタミンCサプリメントも摂取している場合、ビタミンCの摂取量が過剰になる可能性があります。
製品ごとに含まれている成分を確認し、同じ成分が重複していないかチェックすることが重要です。
また、成分同士の相互作用によって、一方の吸収が妨げられたり、予期しない副作用が生じたりすることもあります。
たとえば、カルシウムと鉄分は一緒に摂取すると吸収が阻害されることが知られています。[6]
複数の製品を利用したい場合は、成分の重複や相互作用について調べるか、医師や薬剤師、管理栄養士などの専門家に相談することをおすすめします。
自己判断でむやみに製品を増やすことは避けましょう。

薬を服用中の方は医師・薬剤師に相談する

何らかの薬を服用している方が健康食品を利用する場合は、必ず事前に医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
健康食品に含まれる成分が薬の効果に影響を与え、思わぬ副作用や健康被害につながる可能性があるためです。
代表的な例として、グレープフルーツジュースと一部の降圧剤の相互作用がよく知られています。[7]
同様に、健康食品の成分が薬の効き目を強めたり弱めたりすることがあります。
たとえば、血液をサラサラにする作用があるとされる成分(イチョウ葉エキス、DHA・EPAなど)を、抗凝固薬と一緒に摂取すると、出血のリスクが高まる可能性があります。[8]
また、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は多くの薬と相互作用を起こすことで知られています。[9]
医療機関を受診する際は、現在利用している健康食品があれば、必ずその情報を医師や薬剤師に伝えるようにしましょう。
製品のパッケージや成分表を持参すると、より正確なアドバイスを受けることができます。

体調に異常を感じたらすぐに中止する

健康食品を利用していて、体調に何らかの異常を感じた場合は、すぐに摂取を中止してください。
健康のために摂取しているものが、かえって体に悪影響を与えている可能性があります。
具体的には、発疹やかゆみなどの皮膚症状、胃の不快感や下痢などの消化器症状、動悸やめまい、倦怠感などが現れた場合は注意が必要です。
これらの症状がすべて健康食品によるものとは限りませんが、摂取開始後に新たに現れた症状であれば、関連を疑う必要があります。
摂取を中止しても症状が改善しない場合や、症状が重い場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
その際、どのような健康食品をいつからどれくらい摂取していたかを医師に伝えることが大切です。
健康食品は食品であるため安全だと思われがちですが、体質によってはアレルギー反応を起こしたり、体に合わなかったりすることがあります。
自分の体の声に耳を傾け、異常を感じたら無理に続けないことが重要です。

よくある質問(Q&A)

健康食品について、多くの方が疑問に思いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。

健康食品はいつ飲むのが効果的?

健康食品の多くは、飲むタイミングについて法律上の規定がありません。
これは健康食品が医薬品ではなく食品として扱われているためで、「食後に服用」といった具体的な指示を表示することができないからです。
そのため、基本的にはいつ飲んでも問題ありませんが、製品によって推奨されるタイミングが異なる場合があります。
たとえば、食事と一緒に摂ることで吸収が良くなる成分もあれば、空腹時の方が効率よく吸収される成分もあります。
製品のパッケージや公式サイトに飲み方の目安が記載されている場合は、それを参考にするとよいでしょう。
記載がない場合は、メーカーの問い合わせ窓口に確認するか、継続しやすいタイミングで摂取することをおすすめします。

健康食品で病気は治せる?

健康食品で病気を治すことはできません。
健康食品はあくまで食品であり、医薬品のような治療効果は認められていないためです。
病気の治療には、医師の診察を受け、適切な医療を受けることが必要です。
健康食品を利用することで病気が治ると思い込み、必要な治療を受けずにいると、症状が悪化してしまう恐れがあります。
もし「〇〇が治る」「△△の症状が改善する」といった表現で販売されている健康食品があれば、それは法律に違反している可能性が高いため、注意が必要です。
健康食品は健康維持のサポート役として利用し、体調に不安がある場合は必ず医療機関を受診するようにしましょう。

子どもや高齢者が摂取しても大丈夫?

健康食品の多くは成人を対象として設計されているため、子どもや高齢者が摂取する場合は注意が必要です。[10]
特に乳幼児や小さな子どもは、大人とは体の大きさや代謝機能が異なるため、同じ量を摂取しても影響が大きくなる可能性があります。
子ども向けに開発された製品であれば問題ありませんが、大人用の製品を子どもに与えることは避けた方がよいでしょう。
どうしても利用したい場合は、小児科医に相談することをおすすめします。
高齢者の場合は、持病があったり薬を服用していたりするケースが多いため、健康食品との相互作用に特に注意が必要です。
腎臓や肝臓の機能が低下している場合、成分の代謝や排泄に影響が出ることもあります。
高齢者が新たに健康食品を始める場合は、かかりつけ医や薬剤師に相談してから利用を開始することが望ましいでしょう。

海外製の健康食品は安全?

海外製の健康食品には、日本では認められていない成分が含まれていたり、品質管理の基準が日本とは異なっていたりする場合があります。[11]
そのため、海外製の製品を利用する際は、より慎重に判断することが必要です。
過去には、海外から個人輸入した健康食品によって健康被害が発生した事例も報告されています。
なかには医薬品成分が違法に添加されていたケースや、表示されている成分と実際の内容が異なっていたケースもあります。
海外製品を購入する場合は、信頼できる販売元から購入すること、成分表示をしっかり確認すること、極端に安価な製品は避けることなどを心がけましょう。
可能であれば、日本国内で製造された製品や、日本の法規制に基づいて販売されている製品を選ぶ方が安心です。

まとめ

健康食品は種類が多く、どれを選べばよいか迷ってしまいがちですが、基本的なポイントを押さえておけば失敗のリスクを減らすことができます。
成分名と含有量が明記されているか、➁製造元の情報が明確か、➂「天然」「自然」という言葉だけで判断していないか、➃口コミを鵜呑みにしていないか、➄本当に自分に必要かどうか、これら5つのチェックポイントを購入前に確認するようにしましょう。
利用する際は、摂取目安量を守り、複数の製品の併用には注意が必要です。
薬を服用中の方は必ず医師や薬剤師に相談し、体調に異常を感じたらすぐに中止してください。
健康食品はあくまで健康維持をサポートするものであり、バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣の上に成り立つものです。
正しい知識を持って上手に活用し、日々の健康づくりに役立てていきましょう。

参考文献

[1]厚生労働省 eJIM
https://www.ejim.mhlw.go.jp/doc/index_food.html
[2]内閣府 食品安全委員会
https://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.html
[3]国立循環器病研究センター
https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/diet/diet01/
[4]厚生労働省 eJIM
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/overseas/c03/07.html
[5]厚生労働省 eJIM
https://www.ejim.mhlw.go.jp/public/overseas/c03/12.html
[6]田中消化器科クリニック
https://www.tanaka-cl.or.jp/aging-topics/topics-148/
[7]東京医科大学 八王子医療センター
https://hachioji.tokyo-med.ac.jp/assets/department/images/250604cvs_newsletterP.pdf
[8]アイシークリニック
https://ic-clinic-omiya.com/column-blood-flow-supplement-effects/
[9]厚生労働省 eJIM
https://www.ejim.mhlw.go.jp/pro/overseas/c04/43.html
[10]内閣府 食品安全委員会
https://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.data/kenkosyokuhin_message.pdf
[11]厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html